脱依存症ワーク#2.目標設定
- yokotaniresearch
- 9月24日
- 読了時間: 2分

こんにちは。臨床心理士・公認心理師の横谷謙次です。本日から依存症(アルコール依存症やギャンブル依存症など)の治療に有効なワークを公開していこうと思います。依存症でお困りの方はぜひ、ご一読ください。なお、このワークの効果については下記のサイトで公開されています。https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2016/01/RP2014A_004.pdf
本ワークは薬物依存症の方を対象に作られましたが、アルコールやギャンブルの問題に対応出来るように構成を改変してお届けします。
さて、今日は、3年後にどういう生活をしていたいか、という3年後という理想の生活環境を書き出してください。
3年後はどんな場所に住んでいますか?
3年後はどんな友人といますか?
3年後はどんな家族といますか?
3年後はどんな仕事をしていますか?
3年後はどんな趣味をしていますか?
3年後はギャンブルや飲酒はしていますか?
では、次に、明日はどういう生活になっているか、という明日という現実の生活環境を書き出してください。
明日はどんな場所に住んでいますか?
明日はどんな友人といますか?
明日はどんな家族といますか?
明日はどんな仕事をしていますか?
明日はどんな趣味をしていますか?
明日はギャンブルや飲酒はしていますか?
最後の質問です。「3年後という理想の生活環境」と「明日という現実の生活環境」とを比較して違いはありますか?違いがある場合は、その違いを埋めるために現在からやりたいことはありますか?いくつか書き出してください。
もし違いが無い場合でも、明日していることを3年後も続ける、というのには努力が必要です。例えば、明日パチンコをしないことは可能かもしれませんが、3年後もパチンコをし続けないことは難しいかもしれません。このように違いが無い場合であれば、「明日という現実の生活環境」を3年後も維持するために、現在からやりたいことをいくつか書き出してください。
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