脱依存症ワーク#11. 危機回避技術を特定する。
- yokotaniresearch
- 11月18日
- 読了時間: 3分

こんにちは。臨床心理士・公認心理師の横谷謙次です。本日から依存症(アルコール依存症やギャンブル依存症など)の治療に有効なワークを公開していこうと思います。依存症でお困りの方はぜひ、ご一読ください。なお、このワークの効果については下記のサイトで公開されています。https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2016/01/RP2014A_004.pdf
本ワークは薬物依存症の方を対象に作られましたが、アルコールやギャンブルの問題に対応出来るように構成を改変してお届けします。
まず、嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやりたい気持ちが5%ほどのときの状況を教えて下さい。
それはどんな場所でしたか?
それはいつ頃でしたか?
近くに人はいましたか?
近くに嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)を促す道具(お金やアルコール)はありましたか?
その時どんなことを考えていましたか?
その時どんなことを感じてしましたか?
次に、それからしばらく経過して、嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやりたい気持ちが30%ほどのときの状況を教えて下さい。
それはどんな場所でしたか?
それはいつ頃でしたか?
近くに人はいましたか?
近くに嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)を促す道具(お金やアルコール)はありましたか?
その時どんなことを考えていましたか?
その時どんなことを感じてしましたか?
それから更にしばらく経過して、嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやりたい気持ちが95%ほどのときの状況を教えて下さい。
それはどんな場所でしたか?
それはいつ頃でしたか?
近くに人はいましたか?
近くに嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)を促す道具(お金やアルコール)はありましたか?
その時どんなことを考えていましたか?
その時どんなことを感じてしましたか?
ここから、質問です。嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやりたい気持ちが5%だったにも関わらず、その後嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやらなかったことはありますか?
その前にいつもと違ったイベントがありましたか?
もしくは、その後にいつもと違ったイベントがありましたか?
その場所で何か小さな変化がありましたか?
近くの人がいつもと違うことをしましたか?
もしくは、そのときに自分の気分や考えが少し違いましたか?
出来るだけ具体的に特定してください。
また、嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやりたい気持ちが30%だったにも関わらず、その後嗜癖行動(ギャンブルやアルコールなど)をやらなかったことはありますか?
その前にいつもと違ったイベントがありましたか?
もしくは、その後にいつもと違ったイベントがありましたか?
その場所で何か小さな変化がありましたか?
近くの人がいつもと違うことをしましたか?
もしくは、そのときに自分の気分や考えが少し違いましたか?
出来るだけ具体的に特定してください。
この違いが特定できたら、この違いをいつも作るためにはどのようにすれば良いのかを具体的に教えて下さい。
なお、このサイトはブログのため、皆さんの書かれた内容にお返事をすることは出来ませんが、下記のチャットボットでしたら、お返事をすることが可能ですので、ご利用ください。
禁パチ友人AI 「りんご」とチャットする。



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