脱依存症ワーク#10. 危機回避状況を特定する。
- yokotaniresearch
- 11月7日
- 読了時間: 2分

こんにちは。臨床心理士・公認心理師の横谷謙次です。本日から依存症(アルコール依存症やギャンブル依存症など)の治療に有効なワークを公開していこうと思います。依存症でお困りの方はぜひ、ご一読ください。なお、このワークの効果については下記のサイトで公開されています。https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2016/01/RP2014A_004.pdf
本ワークは薬物依存症の方を対象に作られましたが、アルコールやギャンブルの問題に対応出来るように構成を改変してお届けします。
さて、今日は嗜癖行動(アルコールやギャンブル)を頻繁にしていた状況を思い出してください。
何曜日でしたか?
何時頃でしたか?
場所はどこでしたか?
近くに誰かはいましたか?
次に、その頻繁に嗜癖行動(アルコールやギャンブル)を頻繁にしていた状況にも関わらず、嗜癖行動(アルコールやギャンブル)を偶然やらなかった場面を思い出してみて下さい。これは1年以上嗜癖行動(アルコールやギャンブル)をしている人なら、必ずありますので、思い出してみて下さい。思い出しにくいですが、必ずあります。
では、その偶然やらなかった場面は一体何が違ったのでしょうか?
その前にいつもと違ったイベントがありましたか?
もしくは、その後にいつもと違ったイベントがありましたか?
その場所で何か小さな変化がありましたか?
近くの人がいつもと違うことをしましたか?
もしくは、そのときに自分の気分が少し違いましたか?
この違いが特定できたら、その違いを偶然ではなく、意図的に生むためにはどのようにしたら良いかを教えてください。
なお、このサイトはブログのため、皆さんの書かれた内容にお返事をすることは出来ませんが、下記のチャットボットでしたら、お返事をすることが可能ですので、ご利用ください。
禁パチ友人AI 「りんご」とチャットする。



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